3月議会:利用していないグリーン車料金が 26年度視察の旅費にまた支給される

グリーン車料金実費精算の旅費条例改正案、継続審査に

日本共産党、市民ネットワーク、市民ク ラブの5名の議員は、グリーン車料金の支 出は実費精算とする「職員旅費条例改正案」 を3月議会に提出していましたが、自民ク ラブ・市議会公明・民主ネットの3会派に よって「継続審査」とされ、26年度の視 察旅費においても、利用していないグリー ン車料金の支給が行われました。

判決を真摯に受け止めない 自民クラブ・市議会公明・民主ネッ ト

この問題をめぐっては、グリーン車料金 の住民訴訟が行われ、今年1月8日に岐阜 地裁判決は、平成24年度分の返還につい ては棄却したが、付言で「利用しない旨を 申し出た議員にまでグリーン車料金を支給 するのは違法」とし、「公務に要する費用 は実費によるべき」「議会で議論されるこ とが望ましい」と指摘していたところです。

大垣市議会の自浄能力のなさ露呈

本来、当事者である今期の議員が審議を 行うべきですが、「継続審査」でお茶を濁 した形となり、結局、任期満了による市議 会の解散・選挙で廃案となってしまいます。 大垣市議会の自浄能力のなさがまたまた 露呈した形になりました。こうなれば、税 金の無駄遣いがそのまままかり通る大垣市 議会のあり方に、市民が選挙で審判を下す しかありません。