「ぞう列車」が走って70年!ぞうれっしゃが大垣にもやってきた

9月1日 (日)、スイトピアセンター 文化ホールでコンサート

戦前、東山動物園にはサー カスから譲られたゾウ4頭が いて、芸をするゾウとして一 躍動物園の人気者になりまし た。大垣市桧町に住む山田隆 信さん(85歳)も小学生の時、 東山動物園のサーカスのゾウ の 背 中 に 乗 っ た 一 人 で す 。 「ゾウの背中は毛が堅くて痛 かった」とその時の感触を話 してくださいました。

 しかし、戦争末期で戦況が 悪化すると、全国の動物園に 猛獣を殺す命令が出され、多 くの動物が殺されました。名 古屋の東山動物園でも猛獣を 殺す命令が下り、トラやライ オンが処分されましたが、多 くの人々の努力でゾウのマカ ニーとエルドーが生き延びま した。

 戦後、このゾウを見るため に、1949年、全国各地から子 どもたちを乗せた特別列車が 名古屋にやってきました。こ の実話は絵本(作・小出隆司) となり、今では「ぞうれっしゃ がやってきた」の合唱曲(作 詞・清水則雄、作曲・藤村記 一郎)として歌い継がれてい ます。

 今年は「ぞう列車」が走っ て70年になり、全国各地でこ の音楽物語「ぞうれっしゃ」 が歌われています。大垣市で も「ぞうれっしゃ」大垣実行 委員会が結成され、9月1日 (日)、スイトピアセンター 文化ホールでコンサートが行 われました。

  今回の大垣での「ぞうれっ しゃ」は、10年かけて思いを 募 ら せ て き た 杉 原 幸 子 さ ん (共産党元市議)はじめ多く の人たちの力で実っ たものでした。この 日は、杉原・笹田・ はんざわと元職から 現職まで3人の市議 メンバーも合唱に参 加しました。