「Stop!戦争法案」カテゴリーアーカイブ

大垣でも「ぞうれっしゃ」を走らせよう!

戦争が終わった後、生き延びた2頭のぞうを見るために、全国各地から「ぞうれっしゃ」で子どもたちが東山動物園に来ました。このお話、「ぞうれっしゃがやってきた」の合唱曲として歌い継がれてきました。この「ぞうれっしゃ」のお話は、戦後間もない時期に、子どもたちの願いを正面から受け止めた、その当時の人々の戦後民主主義が花開かせた実話です。
今年は戦後70年、平和を願って各地で「ぞうれっしゃ」が歌われています。この大垣でも「ぞうれっしゃ」を歌うとりくみが進んでいます。みなさんも参加しませんか?
この合唱曲を作曲した藤村記一郎さんが「ぞうれっしゃ」が生まれたお話と「ぞう5000プロジェクト」の取り組みをお話していただきます。是非、ご参加ください。
日時: 7月7日(火)午後6時~7時

場所: どろんこ子どもクラブ 
    大垣市新田町1-7 大垣市民会館東

よびかけ: ぞう5000プロジェクトおおがき準備会

戦争法案反対・平和・自由・いのちを守る もう黙っとれん西濃アクションに400人

戦争法案反対の声が急速に広がってい ます。

7月2日、大垣駅北口広場で「もう黙っ とれん、平和・自由・いのちを守るコン サート」が行われ、400人が集まりま した。

ヒップホップやフォーク等の音楽の間 に、若いお母さん達、高校生、元自衛隊 員の家族、法律家、宗教者、西濃地域の 市町議会議員が戦争法案に対するリレー トークを行いました。 この中には、6月議会で戦争法案に対 して慎重審議を求めた意見書を全会一致 で出した海津市議会議員の皆さんや輪之 内町議会議員の発言がありました。

もうだまっとれん

 

 

6月議会:大垣市議会で「戦争法案の 慎重審議を求める請願」が自民・公明・民主の反対で不採択になる

大垣市議会最終日の6月15日、「安全保障法案に対する慎重審議を求める意見書」の請願に対して、自民・公明・民主は不採択共産党、市民ネットワークは賛成しましたが、不採択になりました。民主ネットは「安全保障法案の廃案を求めているので慎重審議の意見書には反対」と請願に反対しました。

この請願を審査した「建設環境委員会」で、自民ク岩井議員は「尖閣諸島等領土問題があるので集団的自衛権が必要」と発言し、慎重審議を求めた請願に反対、賛成少数で不採択になりました。

私、笹田は「建設環境委員会」の不採択に対して、本会議にて反対討論を行いました。

安倍政権が提出した安全保障法案は、憲法審査会で違憲と指摘され、また国民世論においても、今国会で決めることに反対が8割をこえる状態になっているなか、慎重審議を求めた意見書は市民の思いを反映したものと思います。

建設環境委員会での岩井委員の発言は、尖閣諸島や竹島など周辺諸国との領土問題を理由に集団的自衛権は必要というものでしたが、これには岩井議員の認識と大きな違いがありますので発言することにしました。

たしかに日本は領土問題を抱えていますが、集団的自衛権で対応する問題ではありません。平和外交のもと話し合いで問題解決するのが基本ですが、仮に武力的な介入があった場合は個別的自衛権で対応できるものです

集団的自衛権は、日本が他国から武力攻撃を受けていなくても、同盟国の戦争に自衛隊が出ていって参戦できるようにするというものです。これは他国の戦争で自衛隊員を死なせてもいいのか問われる問題です。ですから集団的自衛権は憲法9 条に違反し、歴代の自民党の首相も認められないという立場をとってきました。

安倍政権は、閣議決定で9条の解釈を変えました。それに基づいた安全保障法案は憲法違反といえます。また、最高法規の憲法をまず守らなければならないのが首相です。これを解釈だけで変えるというルール違反を首相自ら行なった点で、手続き的にも違憲であるといえます。

このような意見も含め、多くの人々は不安を感じ、慎重審議を求めているのです。以上の理由で、請願を不採択した決定に反対します。

みんなの力でくい止められる! 戦争立法を加速させる安倍政権の暴走

いっせい地方選挙の熱も冷めない4月30日未明、、安倍首相は米両院合同会議で「世界の平和と安定のため、これまで以上に責任を果たす。そのために必要な法案の成立を、この夏までに必ず実現します」と誓ってみせ、国民の心を一気に冷えさせました。

思わせぶりな疑問を投げてみせた公明党も5月11日には全条文について最終合意し、14日に閣議決定。26日から衆院本会議で審
議入りしました。

~平和・自由・いのちを守る~もう黙っとれん5.17パレード@ぎふ700人が怒りのパレード

「戦争法案」に対する国民の怒りは強く、各紙の世論調査では55%が今国会成立に反対しています。連日のように各地で反対集会が開かれていますが、岐阜市では、5月17日(日)、「もう黙っとれん 5.17パレード@ぎふ」が開催され、700人が安倍暴走政権にストップをかける元気な声を響かせました。

戦争法案の慎重審議を意見書採択もとめる
新日本婦人の会

また、いっせい地方選挙で新議員も加わった6月大垣市議会で、新日本婦人の会が提出した「安全保障法制法案に関する意見書
採択を求める請願書」(紹介議員笹田トヨ子)の取り扱いをめぐって、建設環境委員会〔6月11日(木)10時~〕に付託されました。

請願書は、安倍総理大臣と衆参両院議長に対する意見書として「(法案は)戦後長きにわたって専守防衛に徹するとした我が国のあり方を大きく変えるものであって、・・・3ヵ月以内に一挙に成立させようとするには無理があり・・・今国会で成立させることなく、国民的論議を十分尽くすこと・・・」を求めるもので、すべての会派が賛同できる案になっています。各会派の良識ある判断が注目されます。

【読者の声】集団的自衛権の危機

平和は知恵を絞って守りぬくモノ
(30代 男性 二児の父親)

「集団的自衛権」という言葉の響きから一見、あたかも正当な権利のように考える人も中にはいるらしい・・との噂もチラホラ聞くので、今まで世界でこの権利が行使された事例をあげてみると、ソ連による1956年のハンガリー動乱1968年チェコスロバキア動乱、アメリカによる1964年のベトナム戦争1981年コントラ戦争・・・
まぁ結果的に大勢の人々が殺されたってコトです。今、安倍政権が推し進めているのも結局、アメリカの腰巾着になって世界で人を殺す権利を認めてほしいと言っているようなもの。
私は日頃、イチ父親として子どもたちには「人を大切にする人」に育って欲しいと願います。
いかなる理由があろうとも世界に出て行って、人と殺し合う「権利の濫用」なんか認めません!
不安倍増政権の暴走を前に、やはり「平和」は当たり前のように天から降ってくるものじゃなく、人が知恵を絞って「守りぬくモノ」だと痛感するわけです。
私は、ただただ、子どもたちを守りたいだけです。

日本を守るための権利という錯覚

集団的自衛権というと、「自衛」という言葉から、何か自分(日本)を守るための権利であるかのような錯覚に陥りますが、実際は日本と仲の良い国(アメリカ)に対する武力攻撃を、日本が直接攻撃されていないにもかかわらず、武力をもって阻止するものであり、憲法9条を有している日本で認められるものではない、と思います。
また集団的自衛権は、アメリカや旧ソ連といった大国の軍事介入の口実になってきたという実態からも非常に危険なもので、日本がアメリカとともに海外の国へ侵略をする道が拓かれてしまうといえます。
アメリカや旧ソ連のような国になるのか、それとも戦後守ってきた憲法9条のもとで平和国家を目指していくのか、極端にいう
とそういうことではないでしょうか。私は、息子に殺し殺されることを絶対にさせたくありません。