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市政・研究

大垣市の宝「垣老」があぶない!

 今年3月の岐阜県議会にて、岐阜県は「69歳老人医療費助成制度」を改悪し、対象者を「市町村民税非課税世帯」に限るとしたため、18,000人から5,000人に狭められました。今までは69歳の医療費の助成として約3,000万円ばかり県から補助がありましたが、今後はその大部分が大垣市の65歳以上老人医療費助成制度(垣老)の負担になってきます。「垣老」は大垣市の宝と言われ、65歳から高齢者の医療費の一部を助成することで、70歳からの国の制度を65歳から実施しているものです。その結果、大垣市のお年寄りは早期に医療にかかることができ、重症化を防ぎ、結果的には医療費そのものをやすくおさえることができたと思います。

 小泉内閣は、老人医療費の対象年齢を「70歳以上」から「75歳以上」に改悪しようとしていますが、これが実施されますと、大垣市の「垣老」は益々窮地に追い込まれることになります。

 国の医療大改悪を阻止するとともに大垣市の「垣老」にも注目していきましょう。

 2002年5月1日 笹田トヨ子

 

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