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市政・研究

大垣市の宝「垣老」があぶない!(2)

 5月17日、西濃社会保障推進協議会は、大垣市に向けて「医療・福祉施策への要望書」を市長及び市議会議長宛てに提出しました。この中では、国保料や介護保険の保険料や利用料の減免要求と共に「垣老」の存続についても要望しました。

 ところが、同日、大垣市は「老人医療助成制度」(垣老)の改悪案を6月議会に提案する方向で、厚生委員会に諮っていました。その内容は、県の制度改悪によって生じた69歳の医療費の助成費用を捻出するため、65歳の助成対象を厳しくするもので、「65歳以上医療費助成」として市民から大垣の宝といわれてきた「垣老」を改悪するものになっています。厚生委員会では、検討する時間が短いと、今回は6月議会に提案することは見合わせることになりました。しかし、大垣市は10月1日施行をめざして再度提案する構えで、「垣老」を存続させる世論を作り上げていかないと、実施されてしまうおそれがあります。

 2002年5月29日 笹田トヨ子

 

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